全豪オープン決勝 ジョコビッチがナダルを寄せ付けずストレート勝ち
第1シード、ジョコビッチ(31歳 セルビア 世界ランキング1位)が第2シード、ナダル(32歳 スペイン 同2位)にストレート勝ちをおさめ優勝しました。
全豪オープン7度目の優勝、そして四大大会3連勝です。
ジョコビッチは強いです。
特に四大大会にかける思いが他の大会と違います。
接戦が予想されましたが、試合のデータだけを見るとジョコビッチがナダルを圧倒しています。
でも、ナダルが弱いわけではありません。
ジョコビッチの勝因は、ナダルのミスが多く出て、ジョコビッチのミスが少なかったことです。
何度も対戦した相手です。
対戦成績は、全豪オープンまでは、ジョコビッチの27勝、ナダルの25勝でほぼ互角でした。
お互いのことをよく知っており、弱点も知り尽くしているでしょう。
今回は、ジョコビッチ完璧に近い試合運びをしました。
前述しましたが、ミスが少なかったです。一方のナダルは、チョットしたミスが重なりました。
流れが完全にジョコビッチに傾きました。
こんなこともあるのですね。
それにしても、ジョコビッチの強さはいつまで続くのでしょう。
世代交代はまだなのでしょうか?
全豪オープンで優勝が期待されていたアレクサンダー・ズベレフ(21歳 ドイツ)は、4回線でミロシュ・ラオニッチ(28歳 カナダ)にストレート負けをしました。
精神面でも弱さが出たのでしょう。
30歳代のジョコビッチやナダル、フェデラーがまだ世界ランキング上位を占めています。
四大大会で初優勝したのは、ナダルが19歳、ジョコビッチは20歳、フェデラーは22歳です。
それから、10年以上も世界ランキングの上位に君臨し続けています。
ズベレフなど若い選手が奮起してがんばってほしいですね。