大坂なおみは、バイン氏とのコンビを解消した理由は? ステップアップや人間関係? 国籍選択問題も考えられる?

 全豪オープン終了後に発表されたコーチ、バイン氏とのコンビ解消。

 残念の一言である。

 日本では、バイン氏の評価も高い。

 4大大会を連覇したコンビが解消されることについては、日本のみならず海外からも驚きの声が多数あがっている。

 

 テニスのコーチは、選手の成長とともに頻繁に代わるといわれるが、今回のケーズはどう見ても唐突に感じる。

理由がはっきりとしていないからだ。

 

 選手とコーチの関係を熟知している一流選手からも驚きの声がある。

 米国女子テニスの伝説的選手だったリンゼイ・ダベンポート氏は、「ショッキングだった。彼女は、ちょうど2つグランドスラムを勝ったところだった。2017年12月から一緒に仕事を始め、大坂にとって進歩がもたらされていた。特に大坂の戦績に寄与してきただけにとても驚きだ」と、バイン氏との別離に衝撃を受けたことを明らかにしている。

 また英国のテニス評論家でポッドキャストプレゼンターのデビッド・ロー氏は、ツイッターで「彼らは1年間をともにし、彼女はグランドスラムを2連勝し、インディアンウェルズに勝ち世界1位にもなった。テニスだけによる決断ということは意味していない」と発言し、コンビ解消の裏に何か特別な理由があることを匂わせている。

 

 表向きには、大坂、バイン両人ともきれいに「ありがとう。」を言い合っている。

多くの人は、それなら、もっと理由をはっきり出してほしいと思っているだろう。

 

 何かトラブルがあったとしか思えない。

 大坂なおみは、22歳になる9月に、「日本か米国か」の国籍選択が迫っている。

 大坂自身は、「「誰もが日本で開催される五輪を本当に楽しみにしている」「日本人選手全員が大会で活躍することを望んでいて、私も同じ気持ち」と報道陣にコメントしている。

 このコメントから考えると「日本国籍」を望んでいるようだ。

 

 米国は、大坂なおみが米国国籍になることを希望し、多くの援助を申し出ているようである。

 そこで、米国側がサーシャ・バイン氏に接触し、大坂なおみが米国国籍になるよう依頼した可能性はないだろうか?

 バイン氏は、フロリダに居住している。

 当然、日本より米国とのつながりの方が強いはずだ。

 米国の有力なテニス関係者とも親しいだろう。

 もし、大坂なおみにそのような働きかけをしたのであれば、周囲は放って置かないだろう。

 その場合は、周囲の日本人がコンビ解消を働きかけたのだろう。

 

 吉川慎司氏がコーチ臨時コーチになっているのもその憶測をもたらすものとなっている。

 ひょっとすると9月までそのまま吉川氏がコーチかもしれない?

 

 今後の成り行きを見守りたいが、いずれにせよ、大坂なおみの精神状態が悪くならないようことが運んでほしい。

 

 グランドスラム達成、東京オリンピックで日本人選手として金メダル獲得をめざして、がんばれ「大坂なおみ」!

 応援しています!