錦織圭 準決勝でワウリンカに敗れる! やはり体力が課題か? ABNアムロ世界テニス・トーナメント

 錦織は、準決勝でケガから復帰したスタン・ワウリンカ(33歳 スイス)にフルセットの末敗れた。

 準々決勝で、マートン フチョビッチ(27歳 ハンガリー)に危なげなくストレートで勝ったが、次の日が準決勝であった。

 休む日が無かった。

 大会によっては、準々決勝から準決勝まで休息日を設ける場合もあるが、今回は無かった。

 錦織は体力を回復できないままに決勝戦を迎えたように思う。

 

 技術的にはワウリンカ以上のものを持っている。

 体力は、ワウリンカの方が勝っていた。

 

 試合を見ていてもそれが分かった。

 エースが一本もない。

 得意とするストローク戦でも相手に押されている。

 ミスも多い。

 

 日本人としては、並外れた体力の持ち主だとは思うが、世界の一流選手と比べるとどうしても体力の差を感じる。

 年齢からしてもこれ以上の体力向上は難しいだろう。

 

 となると技術力、精神力、戦術で上まわらなければならない。

 かつて鋼のメンタルを持つと言われた「マイケル・チャン コーチ」と一緒ならきっとできる。

 がんばれ、錦織!!