ソフトバンク対中日戦 ホームタッチアウト 明らかに誤審 審判制度を再考するべき

6月6日にヤフオクドームで行われた交流戦

ソフトバンクが1点リードの8回、中日武山が同点ソロホームランを放ち同点。

中日は2アウトになったが、大島の大飛球がライトへ上がった。
 打球はライトフェンス最上部を直撃。

背走して捕球しようとしたソフトバンク・ライト・福田と入れ違うようにはね返ったボールは、ライトフェアゾーンを転がった。
 二塁手・明石が拾って本塁へ返球。

大島は一気に三塁を回って本塁突入した。

アウトかセーフか微妙なタイミングだったが主審の判定はアウトだった。
 中日与田監督はリクエストを要求。

タイミングはアウトのようにみえたが、キャッチャー・高谷が試みたタッチのわずか下で、大島の左手が先にホームベースに触れていた。
 審判団のリプレー検証は約5分にも及んだ。

その結果、判定は当初のまま変わらずアウト。

 

この瞬間のビデオは、球場でも放映されたが、明らかに大島の手が一瞬早くホームベースに触れている。

ホームベースに触れた手の先がベースに触ったのは、タッチと同時くらいだったが、手のひらの手首に近い方は明らかにタッチより先にベースに触れている。

 

課題として次の3点が挙げられる

  • このビデオを見ても分からない審判員は、審判をする能力に欠けている。再教育しなければならない。
  • また、審判団がセーフだと分かっても一度下した判定を覆したくないので、ビデオは微妙なシーンだし、チーム関係者やファンも分からないだろうと思ってしたなら、プロ野球審判員の体質が問題となる。
  • 球場がヤフオクドームなのでソフトバンクに利があるように審判員同士の暗黙の了解で判断したならこれも問題である。

 

何のためにビデオ判定の制度をとりいれたのか分からない。

いずれにしても、日本のプロ野球界の体質が問われる。