錦織圭 やはり体力が課題 戦い方を考えなければならない ポジションを前へ !!

 

男子テニスのBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)で錦織圭(29歳 世界7位)は、5月17日の準々決勝で、ディエゴ・シュワルツマン(26歳 世界20位 アルゼンチン)にストレート(4-6 2-6)で敗れた。

過去の対戦成績は、錦織の2勝0敗。

試合を見る限り、体力面の課題が浮き彫りになっていた。

 

この試合の日、天候の関係で、1日に2試合を余儀なくされた。

このような状況になると錦織の体力を考えると非常に不利になる。

最近、連日試合が続く状況で敗戦することが多くなってきている。

 

8月には38歳を迎えるフェデラーも体のコンディション不良で棄権した。

錦織は29歳とまだ若い。

しかし、体力の限界を感じる

となるとフェデラーの体力はすごいと言わざるを得ない

 

錦織はこれ以上の体力の向上は望めないだろう。

いかに体力を残しながら戦うか作戦を考えなければならない。

 

今後、今のポジションより前に出て戦うことを考えているそうだ。

前に位置すると後で戦うより移動する距離が短くなる。

それで体力の消費を少なくすることができるだろう。

 

フェデラーのポジションは、他の選手に比べると前に位置している。

特にクレーコートでは、ほとんどの選手が比較的後ろに位置するが、フェデラーは下がらない。

これが、年齢からくる体力面をカバーしているのかもしれない。

もっとも、フェデラーは若い時からそういう戦いをしているらしいが・・・

 

錦織が全仏オープンでどんな戦いをするか楽しみだ。

勝ち上がっていくと試合の日程がタイトになってくる。

それをどう乗り切るのか・・・