高橋監督辞任の潔さ ラミレス監督好印象 金本監督は?

監督就任から3年を終える3人の監督の去就が決まりました。

 巨人 高橋由伸監督は

「優勝に絡めなかった責任を取る」と言って辞任

 DeNA  アレックス・ラミレス監督は

「選手に一切責任はない。全て私の責任」と言って辞任する意向を見せたが、球団の要請で続投

 阪神 金本知憲監督

「私の力足らず」と言いつつも「この悔しさを選手たちは、真摯に受けとめ、来年は・・・」とあいさつし続投と思われたが、翌日突然の辞任

 

ファンからすると、高橋監督、ラミレス監督は、好印象です。

金本監督は、悩んだのでしょうが一歩遅れた印象です。

 

経緯を時系列で見てみましょう。

 10月 3日 巨人、高橋監督辞任 CS進出の可能性が残っている時点で

       「優勝に絡めなかった責任を取る」と言って辞任

 

10月 8日 阪神、最下位決定 ヤクルト最終戦(神宮) 5-6

 

10月 9日 阪神、甲子園で巨人に4-9で敗れる。

       ホームで球団ワースト記録となる39敗目

 

10月 9日 DeNA、ラミレス監督 「選手に責任はない、全て私の責任!」と

       言って辞任をにおわしたが、球団の要請で続投

       ヤクルト最終戦に4-1で勝利したが、巨人が勝利したため、

       巨人3位、DeNA4位が確定

 

10月10日 阪神は、最終戦、DeNAに2-1出勝利

       「私の力足らず」と言いつつも「この悔しさを選手たちは、真

       摯に受けとめ、来年は・・・」と続投するように見えたが

 

10月11日 阪神金本監督辞任

 

他の球団に関係なく、それぞれの球団が独自に判断すればよいことですが、ファンはそうは見ないでしょう。

阪神金本監督の辞任までの経緯は、歯切れが悪かった印象です。

10月8日か9日には、辞めるにせよ、続投するにせよ、自分の責任を明確に表現した方が印象がよかったでしょう。

 

3年間指揮をとったリーグ成績は、

高橋監督   2位、4位、3位

ラミレス監督 3位、3位、4位(2017年は日本シリーズに出ている。)

金本監督   4位、2位、6位

 

1年目、2年目は、3人とも似たような成績だが、今年は、少し差がつきました。阪神の最下位が大きく響いています。

 

巨人は、高橋監督が辞任を決めるとすぐに原辰徳に監督に就任の要請。将来、高橋監督の再登場もあり得ることをにおわすよい形で決着しています。

一方の阪神は、モタモタしている印象です。まだ、次の監督も決まっていない。金本監督辞任の想定すら考えていなかったのでしょうか?

フロントがしっかりしっかりしてほしいですね。来年大丈夫なのでしょうか?