魅力ある野球選手の一人 松井稼頭央が引退
松井稼頭央(42歳)が引退します。プロ野球選手として魅力ある選手の一人だったと思います。
【松井稼頭央の魅力】
まず印象に残るのは、並外れた身体能力でしょう。
そして、可愛くもあり、いかにもヤンチャそうな顔つきです。
アグレッシブな性格と顔つき、身体能力がマッチしているように思います。
その類い稀な身体能力を活かした、走攻守に渡る活躍は素晴らしいものでした。
特にドラフト3位で入団した西武ライオンズ時代の活躍が思い出されます。
在籍10年間の中で、3度リーグ優勝がありました。
彼自身もきっと西武ライオンズが最も思い出に残る球団であるはずです。
そして、最後を迎えるのも西武ライオンズです。しかも、リーグ優勝間近、(9月27日時点でM5)、日本一をめざす勢いです。彼にとっても最高の引退になるのではないでしょうか。
一方で、故障が多く、思うようにできない時期も幾度となくあったと思います。
【メジャー挑戦】
日本人投手のメジャー挑戦は多意ですが、野手としては、イチローが最初で13人、その内、内野手は6人だけです。
内野手としては、日本人史上初でメジャー挑戦、ニューヨーク・メッツへ入団しました。
その後、メジャーリーグ通算7年(ニューヨーク・メッツ、コロラド・ロッキーズ、ヒューストン・アストロズ)で打率2割6分7厘(打席数2555)という堂々の成績を残しています。
後に同じ内野手としてメジャー入りした
井口資仁(シカゴ・ホワイトソックス、ヒィラデルフィア・フィリーズ、サンディエゴ・パドレス)は、通算4年で打率2割6分8厘(打席数2078)
岩村明憲(タンパベイ・レイズ、ピッツバーグ・パイレーツ、オークランド・アスレチックス)打率2割6分7厘(打席数1751)
などに大きな影響を与えました。
日本での通算16年の成績(2017年まで)は、打席数:7915、打率:2割9分1厘、盗塁:362(盗塁王3回)と素晴らしい成績を残しています。
球史に残る選手がまた一人去っていきます。これも時代の流れなのでしょうか。