笑うことでポジティブになった 大坂なおみ 勝利へのポイント
大坂なおみが、強くなったのは、コーチであるサーシャ・バイン氏と出会ったことが大きいと連日報道されています。
サーシャコーチは、これまで試合中にネガティブになりがちだった大坂なおみに、常にポジティブになるように声をかけているようです。
「君ならできるよ!自信を持って!」や「大丈夫!」、「相手が何しようと気にすることないよ!」などです。それと、たぶん「笑う」ことも大切にしていると思います。
サーシャコーチは、とても明るい性格なようでで、指導するときはいつもにこやかに話しかけています。大坂なおみも笑顔が絶えないようです。
「笑う」という行為は、ポジティブになるためにとても必要なことのようです。
ある心理学者も無理にでも笑うことでポジティブになれると述べています。
全米オープン決勝戦。大坂なおみが第1セットを奪ったものの、第2セットに入って、第4ゲームをブレイクされゲームカウント1-3と苦境に立たされました。しかし、なおみは突然上を向いて笑った瞬間がありました。サーシャコーチの教えを思い出して、自分で、前向きにポジティブになろうとしていたのでしょう。
後日のインタビューでも、ブレイクされ、次はブレイクバックしなければと前向きになろうとしたと答えていました。
そして、冷静さを取り戻し、次のゲームでブレイクバックに成功したのです。
片やセリーナは、眉間にしわを寄せ、ますます、険しい顔つきになっていきました。かなり、ネガティブになっていたのでしょう。
それが、審判への執拗な抗議、ラケット破壊へと繋がっていったのです。
苦境に立たされても、常にポジティブに前を向き、進んでいくことがいかに大切か分かりました。