大阪なおみ 決勝戦で敗れる 10連勝でストップ

大阪なおみ(世界ランキング7位)が東レパン・パシフィック・オープン決勝戦でカロリナ・プリスコバ(チェコ 世界ランキング8位)に惜しくも敗れてしまいした。

日本中の誰もが勝利を信じていた。いや、勝利してほしいと思っていたと思います。

 

でも、決勝戦の彼女は、ミスが多かったです。これまで、確実に入っていた相手コートライン近くの球やオンザラインが外れることが多かったようです。

ネットにを超えない球も再三ありました。

見ていて、本当に「おしいなぁ」とため息がでるシーンが何回もありました。

「がんばれ」と声援を送りながらも、明らかに疲れてるなと感じました。

 

自らも試合後のインタビューで「疲れていた。」と語っていました。

また、対戦相手のプリスコバも「なおみは、疲れていたようだ。」と言っていました。

 

全米オープンで7試合7連勝、その後、写真撮影、記者会見などタイトなスケジュールを経て、一週間後には、東レ・パンパシに出場と疲れが出るのは当たり前の状況ですね。

 

それでも、彼女は、優勝しなければならないと思った。それは、自分の為でもあるが、日本で開かれる大会でもあり、日本のみなさんのためにもと思ったのではないでしょうか。

コーチのサーシャ・バイン氏も言っていたように、「気負いすぎ」に繋がったのだと思います。

 

1995年の伊達公子以来23年ぶりの日本勢による優勝とはならなりませんでしたが、サーシャ・バイン氏は、全米オープンから活躍する大坂なおみを「今週のなおみの活躍は誇りに思う。あれだけ大きな大会で優勝した後、なおみは集中をキープし、この大会に臨んでいた」と評価していました。 

いいコーチですね。

 

今は、体調を崩していて、武漢オープンは欠場するようですか、ゆっくりと休養して、次の大会に備えてほしいです。

今年の最後の大きな目標は、パリバWTAファイナル・シンガポール(10月21日~28日)だと言っていましたが、気負いすぎないようにがんばってほしいです。